中学部合同学習「収穫祭」
雲一つない秋晴れの下、たまかわ校開校から恒例となっている「中学部収穫祭(焼き芋作り)」が行われました。今年も「畑の活動」で育てたサツマイモがをくさん収穫することができ、焼き芋も200個近く作ることができました。芋洗いやアルミホイル包み、薪運びや落ち葉集め等、みんなが協力し、頑張って取り組むことができました。できあがった焼き芋はみんなでおいしくいただき、案内状を配っていた小学部のみんなも食べに来てくれました。午後からは、日頃お世話になっている地域の皆さんに届けに行き、「ありがとう!」と言ってもらい、とてもうれしい気持ちになることができました。
収穫祭前日に、サツマイモを洗っている様子です。サツマイモを洗う係、洗ったサツマイモを焼きやすい大きさに切る係、切ったサツマイモをアルミホイルに包む係等、みんなで役割分担して事前準備を行いました。畑で収穫したサツマイモは、1週間ほど「天日干し」にしました。おいしい焼き芋にする工夫です。子どもたちは毎日の天日干しの作業へも、とても意欲的に取り組んでいました。
アルミホイルに包んだサツマイモを焼き場へ運んでいます。ちょっと重いですが、大丈夫です!
一輪車で落ち葉を、焼き場へ運んでいます。たくさんの木々に囲まれた自然豊かなたまかわ校では、たくさんの落ち葉があります。天気の良いも続いたので落ち葉もよく乾いていました。
サツマイモを焼いています。たくさん集めた落ち葉で覆うことで蒸し焼きとなり、甘い焼き芋になります。みんなにこにこ笑顔で取り組んでいました。もちろん安全面に十分に配慮した活動を行っており、所轄の消防署へも届け出をしています。
焼き芋が焼きあがりました! 焼きたてで、とてもおいしそうです。どれにしようかと、招待された小学部の児童がサツマイモを選んでいます。
焼きたての焼き芋は最高です! みんな笑顔で食べていました。今年は、サツマイモの出来映えもよく、例年以上においしい焼き芋ができました。
みんなで分担して日頃からお世話になってる地域の皆様へ、サツマイモを届けにいきます。毎年、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃいます。
地域の皆様は、子どもたちが届けた焼き芋を「ありがとう。」「おいしそうだね。」「まだ温かいね。」などと笑顔で受け取ってくれました。子どもたちも、とてもうれしい気持ちになりました。
後日、焼き芋を届けた地域の方から子どもたちへ御礼の手紙や学校への御礼の電話がありました。
お手紙を一通紹介します。
支援学校(たまかわ校)の皆様、先日は美味しい焼き芋をお届けくださりありがとうございました。さっそく、来客中の皆様とお茶と一緒にいただきました。皆さん「こんなに美味しい焼き芋は食べたことはない。」と大喜びでした。甘-い甘ーいお芋でした。優しさ一杯のお芋でした。本当にごちそうさまでした。
子どもたちや、教職員にとってもとてもうれしいお手紙でした。
たまかわ校では、「地域とつながり、社会を生き抜く力を育む」を学校運営・経営ビジョンに掲げています。これからも子どもたちの体験活動を充実させ、地域の皆様との連携を深め「地域と共にある学校」にしていきたいと思います。
子どもたちが心を込めて一生懸命に作ったサツマイモ、焼き芋、本当に美味しかったです!